未来に何を残しますか?

みなさんの子どもたち、またその先の子供たちの
未来を考えて見た時、何を残しますか?

NHKテレビ番組「ダーウィンが来た」で放映され、今ではみなさんに知られるようになった「宝満山のヒキガエル」をNHKに紹介した森田正嗣と申します。
宝満山の麓の池で生まれた体長1センチにも満たない子ガエルたちが5月半ば頃から一斉に829メートルの頂上へ向かって移動していきます。その数10万匹とも言われ、頂上にたどり着くことができるのは1千匹程度とされています。マッチ棒の先ぐらいの子ガエルたちが懸命に登山道を這い上がって行く様に思わず応援の声掛けをしてしまうのがこの時期の登山者たちの気持ちです。
子ガエルたちの道行きは平たんなものではありません。蛇のヤマカカシや山アリ、サワガニ等の子ガエルを捕食する天敵が待ち構えています。大雨時には流され、何度も登り直しを余儀なくされ、また空梅雨にぶつかるとき年には一歩も進めなくなり、登頂を諦めざるを得ません。それでも毎年新しい子ガエルたちは挑戦し続けます。そしてこの行動は江戸期まで遡ることが出来るのではないかと言われております。
ちなみに、ヒキガエルは1300年前の筑紫歌壇の万葉集の中にも枕詞として謳われており、その子孫が脈々として生き続けているとの想像をあながち許されないものでもないと考えております。

太宰府市の課せられている役割は何でしょうか?

まず何を置いても、住民の「福祉の増進を図ること」(地方自治法1条の2)にあります。言い換えれば、普段の日常生活の幸せを確保することにあります。次に、歴史的・地誌的に形成されてきた太宰府の伝統を育み、次の世代へ送り届けていくことも市固有の文化的役割として意識されなければなりません。
人口構造的に見ると統計上、次世代を担う子供たちの減少、日常生活・通院・買い物への不便さを感じる75歳以上の高齢者の増加がはっきりとしております。私は子育ての充実、高齢者が安心して生活できる環境を整えることを政策の第一目標として取り上げます。
また、増加している不登校児の存在は、社会で生きていく力を身に付けることができない不幸な結果を招きます。学力を身に付けることだけが教育ではありません。私は不登校児ゼロを目指すとともに、不登校児を生み出す教育環境改革に踏み込みます。

昭和23年10月27日生まれ
昭和39年太宰府市立学業院中学校 卒業
昭和42年福岡県立筑紫中央高等学校 卒業
昭和47年中央大学法学部 卒業
平成15年母の介護のため帰郷
平成21年太宰府市白川区長就任(のち自治会長)
平成 年太宰府小校区自治協議会代表
太宰府市自治協議会代表就任
平成 年太宰府市社会教育委員就任
平成27年太宰府市議会議員当選(1期目)
平成30年行政書士森田正嗣事務所開設
令和3年太宰府市議会議員当選(2期目)
太宰府市監査役就任(議会選出)

この4年間、議会から選出された監査委員として
太宰府市の行政が抱えている法律上及び財政上の問題に向き合ってまいりました。